今週末、近くの神社で「納涼盆踊大会」がある。
『御祭禮』と書かれた提灯が、そこら中に掛かっていて、
読み方が分からず、調べてみました。
『ごさいれい』が多数決で勝利。
「禮」は、「礼」の旧字だそうです。
他にあった読み方は、『おんさいれい』『ごしゃれい』等。
何となく、『おんさいれい』の読み方には、共感を覚えたのですが、
一般的に『御』の読みは、
・『ご』 ⇒ 漢語(音読み)
・『お』 ⇒ 和語(訓読み)
で使い分けられることが多いそうで、やっぱり『ごさいれい』が勝利。
ただ、「お食事、お弁当、お正月・・・」など、
食や住居に関する言葉には例外が多く、
これは、”おんな言葉”であったからだそうです。
最後に、『御祭禮』の意味。
『祭礼』を国語辞典で調べると、
「神社などの祭り。祭りの儀式。祭典」と出てきた。
そのまんま。
ちなみに、『祭』と『祭礼』の違いについては、柳田國男が『日本の祭 改版
』の中で、
”祭礼 ⇒ 「祭の一種,特に美々しく花やかで楽しみの多いもの」
神にマツラう祭が見物人の発生を転機に「祭」から「祭礼」へと推移していった”
と定義しているそうです。
日本語って深いなぁ。
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